第3話 ずっと友達、天国でも友達-涙の雨に濡れて-

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物陰から一人の男性が現れた。 「僕がここにいるとよくわかったね。変身できないウェザーダイバーさん。」 「で、できないわけやない!しなくたってた、たた倒せるからや!あんた達なんか!」 「ほ~ぅ。なら倒してもらおうじゃないか!」 その彼はペンケースパラシティックに姿を変え、柚美に攻撃をしかける。 柚美は前転で避けた。 ペンケースパラシティックは自分からカッターナイフを2本取り出し、両手に持った。 そして再度、柚美に攻撃をしかける。 意外にスピードが速く、今度は避けられそうにない。柚美は腕を確実に切られること承知でそれを受け止めた。 「いっ!」 そこにこんな声が聞こえた。 「weapon!Gun!」 ペンケースパラシティックに何者かの銃弾が次々と当たっていく。 そしてその彼は姿を表した。そう、ウェザーオーロラである。 ペンケースパラシティックがいった。 「き、きき、貴様何者だ?」 「通りすがりのウェザーダイバーってとこか?」 「何をわけのわからんことを・・・・・・この私が倒してくれるわ!」 ペンケースパラシティックはウェザーオーロラに襲い掛かる。 「悪いがあんたとお遊びしている暇はない。オレは眠いんだ。だからサクっといくぜ?」 オーロラはとあるカードをカードリーダーにリードした。 「Final-Attack!Dynamite-Cube!」 オーロラはオーロラに輝く立方体を作り出し、ペンケースパラシティックに投げ付けた。 彼はなにもいう暇もなく大爆発したのだった。 オーロラは冬空柚美に向かっていった。 「お前、ウェザダイのレイラビじゃないだろ?」 「正真正銘のレイラビや!それにあんた世界の破壊者らしいやんか。」 「またそれか。風がお便りくれましたってか?」 高校の予鈴がなった。 「オーロラ!勝負はお預けや!今度おーたら必ず倒すから覚えときー!」 彼女が去った後、オーロラは光也へと戻る。 「冬空柚美がなぜウェザーカードを持ってるのか。 しかもいきなり、関西弁ときた。やはりここでも本来とはわずかなズレがあるな。とにかく、夜まで待つしかないか。さーて、昼寝の続きだ。」
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