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物陰から一人の男性が現れた。
「僕がここにいるとよくわかったね。変身できないウェザーダイバーさん。」
「で、できないわけやない!しなくたってた、たた倒せるからや!あんた達なんか!」
「ほ~ぅ。なら倒してもらおうじゃないか!」
その彼はペンケースパラシティックに姿を変え、柚美に攻撃をしかける。
柚美は前転で避けた。
ペンケースパラシティックは自分からカッターナイフを2本取り出し、両手に持った。
そして再度、柚美に攻撃をしかける。
意外にスピードが速く、今度は避けられそうにない。柚美は腕を確実に切られること承知でそれを受け止めた。
「いっ!」
そこにこんな声が聞こえた。
「weapon!Gun!」
ペンケースパラシティックに何者かの銃弾が次々と当たっていく。
そしてその彼は姿を表した。そう、ウェザーオーロラである。
ペンケースパラシティックがいった。
「き、きき、貴様何者だ?」
「通りすがりのウェザーダイバーってとこか?」
「何をわけのわからんことを・・・・・・この私が倒してくれるわ!」
ペンケースパラシティックはウェザーオーロラに襲い掛かる。
「悪いがあんたとお遊びしている暇はない。オレは眠いんだ。だからサクっといくぜ?」
オーロラはとあるカードをカードリーダーにリードした。
「Final-Attack!Dynamite-Cube!」
オーロラはオーロラに輝く立方体を作り出し、ペンケースパラシティックに投げ付けた。
彼はなにもいう暇もなく大爆発したのだった。
オーロラは冬空柚美に向かっていった。
「お前、ウェザダイのレイラビじゃないだろ?」
「正真正銘のレイラビや!それにあんた世界の破壊者らしいやんか。」
「またそれか。風がお便りくれましたってか?」
高校の予鈴がなった。
「オーロラ!勝負はお預けや!今度おーたら必ず倒すから覚えときー!」
彼女が去った後、オーロラは光也へと戻る。
「冬空柚美がなぜウェザーカードを持ってるのか。
しかもいきなり、関西弁ときた。やはりここでも本来とはわずかなズレがあるな。とにかく、夜まで待つしかないか。さーて、昼寝の続きだ。」
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