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時は過ぎてAM8:45
北南家、キッチン
一人の少女がスクランブルエッグを作っている。
そう、光也の妹、光花だ。
「よし!あとはいつも通り、お兄ちゃんを起こすだけだね。」
光也の部屋
光也の耳元でこう囁く光花。
「お兄ちゃん、おはよう、朝ご飯できてるよ。起きて。」
「・・・・・・・・・・・・何分か後にまた来てくれ、俺は眠いんだ。」
「だ~めぇ~。起きないとお兄ちゃんの分も朝ご飯食べちゃうぞ。」
ガバッ
「それは困る。」
「なら支度して下降りてきて一緒に食べよ。」
「ああ。」
光花が部屋を後にすると光也は着替えをすませ、ウィスクエーダーからのいらないプレゼント達を抱え、妹の待つリビングへ。
光花はすでに席についていた。
「さっ、食べよ。???
お兄ちゃん、何それ?」
「飯を食ったら説明するよ。」
「わ、わかった。いただきます。」
「いただきます。」
そして30分が経過
「で、それは何?」
「ウィスクエーダーからのいらないプレゼント達だ。」
「へ?」
「まずは12の世界を旅しろとさ。」
「???」
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