第1話 旅の始まり-旅は突然に-

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時は過ぎてAM8:45 北南家、キッチン 一人の少女がスクランブルエッグを作っている。 そう、光也の妹、光花だ。 「よし!あとはいつも通り、お兄ちゃんを起こすだけだね。」 光也の部屋 光也の耳元でこう囁く光花。 「お兄ちゃん、おはよう、朝ご飯できてるよ。起きて。」 「・・・・・・・・・・・・何分か後にまた来てくれ、俺は眠いんだ。」 「だ~めぇ~。起きないとお兄ちゃんの分も朝ご飯食べちゃうぞ。」 ガバッ 「それは困る。」 「なら支度して下降りてきて一緒に食べよ。」 「ああ。」 光花が部屋を後にすると光也は着替えをすませ、ウィスクエーダーからのいらないプレゼント達を抱え、妹の待つリビングへ。 光花はすでに席についていた。 「さっ、食べよ。??? お兄ちゃん、何それ?」 「飯を食ったら説明するよ。」 「わ、わかった。いただきます。」 「いただきます。」 そして30分が経過 「で、それは何?」 「ウィスクエーダーからのいらないプレゼント達だ。」 「へ?」 「まずは12の世界を旅しろとさ。」 「???」
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