第1話 旅の始まり-旅は突然に-

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光也は先程、ウィスクエーダーから話されたことを妹に話した。 「なんとなくわかったわ。んで、お兄ちゃん、その解説書は読んだの?」 「読んでない。」 「ウィスクエーダーがお兄ちゃんの前に現れたってことはお兄ちゃんがそのウェザーオーロラになるわけでしょ?」 「たぶんな。けど読む気がおきなかった。俺は眠かったからな。」 「しょうがないなあ、わたしがよんであげるよ。」 「妹よ、かたじけない。」 「いいってことよ。」 そういうと光花は朗読し始めた。 「数年前、惑星ウォーターで・・・・・・・・・」 「だーーー!そこらへん全部カットだ。」 「はーい。(ページをめくる)ウェザーオーロラになるにはオーロラと人が描かれているカードをカードリーダーでリードせよ。 残りのカード、9枚のうち3枚くぎりでウエポン、トリック、必殺技カード、となっている。どれも使用する際にはカードリーダーでリードせよ。 10の各世界のウェザーカードは君の力となる。いざというときにカードリーダーでリードしてみよ。あとはプレートの導きと己の記憶に従え。」 「だってさ。」 「微妙にわかった。」 「プレートの導きかあ。」 二人はプレートを見た。 するとプレートが光り、一瞬、真っ白になった。 そしてもとへと戻る。 「あれ?何にも変わってないね。」 「いや、プレートを見ろなんか書いてある。」 二人はプレートを見た。 『六つの声を失いし、女性を救え。』 「六つの声?どこの世界かしら。」 「なんかこの言い方、もう一声ある気がしねえか?」 「七つの声ってこと?」 「ああ。だとしたら・・・・・・」 「レインボーフロッグの世界!」 「だな。」 ウェザーオーロラ、最初の破壊する世界はどうやらレインボーフロッグの世界のよう。 さてさてどうなることやら?12のウェザーダイバーの世界を救え!ウェザーオーロラ! そして終わりなき旅を! to be continued ....
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