弾幕と能力

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博「ごちそうさま。」 霊「お粗末さま。」 博「霊夢、今日は弾幕のだしかた教えてくれよ。」 霊「いいわよ。だけどその前に朝ごはんの後片付けやっといて。私はちょっと行く所があるの。」 博「わかった。行ってらっしゃい。」 霊「出来るだけ早く帰ってくるわ。」 と言って霊夢は飛んでいってしまった。 博「さて、片付けるか。」 青年作業中…。 博「終わったな。霊夢はまだ帰ってきそうにないな…。自主練でもするか。」 と言って博人は外に出た。 博「弾幕とかもイメージなんだろうなぁ。」 と博人は呟き、神経を集中させる。 博「(弾、弾…。)」 博人はただそれだけを念じた。 ゆっくり目を開けると… 小さな弾が博人の前に浮いていた。 博「なんだ。案外簡単だったな。」 そのあと博人は弾の大きさを変えてみたり、数を増やしてみたり色々試してみた。 と、そこで気づく。 博「この弾の色も変えれるのかな?」 博人は早速イメージする。 赤、青、そして透明、あらゆる色に変えれた。 博「ふーむ、弾の色も変えれるんだな。ってか透明の弾は絶対反則だな。」 と、そこに霊夢が帰ってくる。 霊「ただいま。ってあんたもう弾出せるようになったの?」 博「ああ、さっきからな。」 霊「私が教えるまでも無かったじゃないの。急いで帰ってきて損したわ。」 博「ごめんごめん、こんなに簡単に出せるとは思わなかったんだよ。 それより、弾にも能力使えたんだけど…。」 霊「ってことは透明の弾が使えるの?」 博「まあそういうことになるけど、やっぱり大量の弾を透明にすると死にそうになるけどな。」 霊「当たり前でしょ?そんなの大量に使われたら避けようが無いじゃないの。」 博「ですよね~。 それよりお昼にしよう。今日は俺が作るから。」 霊「あら?博人って料理できるの?」 博「まあそこそこな。」 霊「じゃあ任せたわ。」 博「任された。」 数分後… 博「お待たせ~。」 霊「なかなか上手いじゃない。味はまだわからないけど。」 博「じゃあ食べようぜ。」 博、霊「「いただきます。」」 青年、少女食事中…。 霊「ごちそうさま。なかなか美味しかったわ。」 博「お粗末様。ありがとう。さて、片付けるかな…。」 霊「手伝おうか?」 博「いや、いいよ。 って前もこんなやり取り無かったか?」 霊「あったかもね。」 と言って霊夢はクスクスと笑いながら外に出ていった。 霊「掃除でもしてくるわ。」 博「おう。」
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