深夜の来客

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――博麗神社―― ?「はぁ。今日も派手に散らかしてくれたわね…」 博麗神社の巫女、博麗霊夢(ハクレイ レイム)だ。 霊「まったく、宴会するのはいいけど片付けて行きなさいよね。」 そう。今日は宴会だったのだ。 霊「魔理沙でも呼ぼうかしら。」 そう言って片付けを始めようとした。 その時、カパッっと言う音と共に霊夢の頭に激痛が走った。 人が落ちてきたのだ。 ?「いてててて。本当に来れたみたいだな。」 霊「いきなり何?」 ?「お。腋巫女じゃん。」 ブチッ 何かが切れるような音がした。 霊「夢想封印!」 ?「まてまて!落ち着け!」 霊「問答無用!」 ?「悪かった!賽銭入れるから許せ!」 霊「…許す。」 ?(やっぱり賽銭無いんだなぁ。) 霊「で、あんた誰?」 ?「俺?俺は天珂博人(テンカ ハクト)だ。所謂外来人だ。」 霊「そう。私は…」 博「博麗霊夢。空を飛ぶ程度の能力をもつ博麗神社の巫女で異変解決のスペシャリスト。だろ?」 霊「! 何で知ってるの!?」 博「俺のいた世界では幻想郷を舞台としたゲームがあるんだ。」 霊「そう。どのくらい知ってるの?」 博「赤い霧の異変から地底突入までの異変ならわかる。あとスペルカードルールがだいたいわかる程度だ。」 霊「で、あなたはどうやってこっちに来たの?」 博「それは…」
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