弾幕と能力

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博「まったく。スペカ作る時間くらいは取らせろよな…。」 魔理沙の放ってくる星形の弾幕を避けながら博人はこう呟いた。 その間も魔理沙の弾幕が空から降り注ぐ。 博「空飛べないと圧倒的に不利だな…。仕方ない、スペカ作るか。」 博人は空のスペカに力を込めた。 空を飛ぶ姿を想像しながら。 博「できた!うーんしかし… やっぱり俺ってこう言うののセンス無いなぁ…。 仕方ないか『飛符「飛翔」』!」 博人は魔理沙と同じ高さまで上がった。 博「しっかし勝てる余地が見つからないなぁ。まあ能力発現の為だけだから負けてもいいんだろうけど、戦うからには負けたくないし…。」 魔「何をごちゃごちゃ言ってるんだ?そら一枚目いくぜ。『魔符「ミルキーウェイ」』!」 宣言と同時に大量の星形の弾幕が博人を襲った。 博「まったく。攻撃手段無いのにどうしろと…。」 と愚痴をこぼしながらも順調に避けていく。 しばらくして、弾幕が一斉に消える。 博「避けきれたのか…。」 魔「やるな。でもこれはどうだ?『光符「アースライトレイ」』!」 博「また面倒くさい弾幕が…。」 だが博人はこれすらも軽々しく避ける。 魔「驚いたぜ。本当に初心者か?」 博「さっき言っただろ?外の世界では弾幕ごっこのゲームがあると。だから目だけは鍛えられてるんだよ。」 魔「そうか。ならこれはどうだ?」 と言って懐から何かを取り出す。 博「! あれはまずい!!」 と言って避ける体制になる。 が、魔理沙は目の前にいた。 魔「遅いぜ!『恋符「マスタースパーク」』!」 博「(ああ。これは避けれないな…。それよりこんな至近距離でマスパ喰らって大丈夫かな…。)」 そう思いながら博人は目を閉じた。
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