『警察悪と司法の裏切り』

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判決後、彼は裁判官に飛びかかろうとしました。 「自分は無実なのに何故、死刑なのかっ!?  何もしていない自分を御上(おかみ)は何故、死刑だと言うのだ!!」 一気に地獄のどん底に突き落とされた、そんな気持ちでいっぱいだったでしょう。 彼は控訴し、二審では無期懲役と減刑されました。 しかし、納得のいかない吉田はまたしても控訴。 …ですが、裁判所は棄却。    大正3年11月16日 彼はとうとう小菅(こすげ)刑務所にぶち込まれる事になってしまいました。
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