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「ここが食堂かよ……」
食堂はめちゃデカかった。
そして無駄に豪華だ。
「心、こっちこっち~」
「お、おぉ!」
郁が取ってくれた席に着く。
隣が郁で向かいが剣で剣の隣が雷斗だ。
てか…みんな私服かっこいいな。
「何、食べる?心」
「うーん。オムライスにしようかな。あとデザートに杏仁豆腐!」
「ガキくせー」
「可愛いいやん!」
「ほっとけっ!郁、注文行こっ」
「うん」
郁とうるさい2人と注文をしに行きテーブルで料理が出来るのを待っていると会いたくない奴に会ってしまった。
「うげ、チワワ!」
「チワワだ?!ふざけんなよっミジンコ!!てかお前剣様や郁様や雷斗さんの周りにちょこまかしやがって。目障りなんだよ!」
「きゃんきゃん吠えるなよ!チワワっ!てかミジンコだと?ふざけんなよ?!俺がミジンコだったらお前なんてミクロマンなんだからな?!」
「はああ?!」
「まあまあ、ほら神崎さん、心」
郁があたしとチワワの間に入ってくる。
「郁様………」
「てか神崎さん~なんで俺だけ様じゃないんよ?!寂しいやんか!俺やって一応幹部やで?」
幹部?
イマイチ理解出来ない事ばかりだ。
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