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｢｢ごっごめんなさい！｣｣
不良ｃと不良Bは不良Aを担いで逃げて行く。
…これは…夢？？
｢大丈夫？｣
絡まれていた男の子に手を差し出した郁はあの可愛らしい笑顔だった。
｢はっはい！｣
絡まれていた男の子はﾆｺﾝと笑い、郁にお礼を言っている。
可愛い子だなー。
声も高いし女の子みたい。
ってそうじゃなくて！
｢なぁ、心はｸﾛｽって不良ｸﾞﾙｰﾌﾟ知ってるか？｣
｢知ってる。ここらを仕切ってる２代勢力の１つだろ？｣
｢ーその、ｸﾛｽの総長が郁。俺らは幹部なんだ｣
｢へーー。って…えええええええええええ!？｣
郁が…
総長！？
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