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一番奥のD組からだった。
野次馬が前(『清龍』の時)より凄い。
四人は野次馬を掻き分けて先頭へ出た。
千夏
「何よ…これ……っ」
千夏と唯華は言葉を失った。
ある人物の机の上に紙が置いてあった。
それには血のような赤字で、
『呪われし者
龍神が裁きを下す』
と書かれていた。
唯華は秀一達を見たが、二人とも無表情だった。
あの時の千夏のように…
唯華
「もしかして…秀達が?」
唯華はそっと聞いた。
「さぁな…」
二人とも静かに答えた。
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