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秀一
「大丈夫!痛くないから。
直ぐに逝かせてやるからなっ!」
秀一がニヤリと笑う。
波花
「や、やめて…
お願いします!!」
波花は体を震わせながら必死に頼む。
充
「さっき秀が言っただろ?
『命乞いしても無駄だ』って」
秀一
「そーゆー事ぉ!」
秀一はふざけた言い方をするも、波花の心臓を狙って引き金を引いた。
サイレンサーが付いてるお陰で聞こえるのは空気を裂く音だけ。
それもほんの一瞬。
弾は彼女の心臓を撃ち抜いた。それと同時に彼女は倒れた。
充
「フッ…馬鹿な女…」
秀一
「千夏にさえ謝れば、死なずにすんだのに……自業自得だな……っ!」
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