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翌朝。
またまたいつも通りに登校する四人。
秀一
「七月になると『夏だー―!!』って感じしねぇ?」
千夏
「あたし、先月から思ってたけど…?」
「あたし(俺)もー――っ!!」
千夏の言葉に賛同する唯華と充。秀一は、一瞬ポカンとした。
秀一
「え゙…?俺だけ出遅れたのか!?」
唯華
「ピンポーンッ!」
千夏
「大正解!!」
三人が笑いながら言った。
秀一
「じ、じゃあ冬はいつからだ?!一月からだよ…な?」
「否、十二月からでしょ(だろ)」
三人が見事にハモった。
秀一
「まぢ?また俺だけ?!」
秀一は少しがっかりしたように言った。
千夏
「クスッ…感覚、鈍ってんじゃない?」
充
「あははー!かもなっ」
秀一
「お前は一言多い!!」
千夏の言葉はスルーした秀一だったが、それに賛同した充を思いっきり殴った。
それでも四人は笑顔だった。
いつもすぎて分からなかった。
昨日の出来事を……
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