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ガラガラガラッ…!!
勢い良く扉が開く。
唯華
「千夏!!
大丈…夫…?」
唯華が目を見開いている。
千夏
「はぁ…はぁ…
ごめん!!寝坊した…」
そんな事にも気づかず息を切らしながら話す千夏。
秀一
「ち、千夏…その格好…」
秀一も目を見開いている。
千夏
「え?何?何か変!?」
千夏は全く気づいていない。
充
「お、お前…鏡見たか?」
充も驚いている。
千夏
「見れるわけないでしょ…
三分前に、起きたんだから。
ってか何か可笑しー?」
千夏は、本当に全く気づいていない様子。
唯華
「ここ…学校」
千夏
「知ってる」
秀一
「眼鏡と三つ編みは…?」
秀一は恐る恐る聞く。
千夏
「してるに決まっ…」
千夏はそっと目の辺りと髪を触った。
千夏
「わ、忘れた…
って……あ゙ぁぁぁあ!!!」
漸く自分の置かれた状況に気付いたみたいだ。
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