挨拶は”ふにゃ“

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公園は静かだった。 人1人もいない。 と思いきや、不良がタムロしているではないか。 不良達は俺達を見るなり、近付いて来た。 「可愛い子連れてんじゃん貸してくんない?」 嫌なシチュエーションだ。 無視…無視しようと歩こうとした矢先、不良の1人が宙を舞った。 ?… 殴ったのは、紛れもなくぷにゃこだ。 ぷにゃこは、牙をむき出しにして怒っている。 「文次を馬鹿にするなよ!文次が本気出したらなァ、お前等なんか…ケチョンケチョンなんだぞ~」 やめてくれ~! 俺は頭の中で思った。
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