学園へGO!!

2/13
前へ
/41ページ
次へ
ジリリリリリリ 「ん~、うるさい」 龍牙は、目覚まし時計を窓から外に投げた。 ヒュ~ ガシャン 「グハッ」 目覚まし時計が外のギルドメンバーに直撃した。 「ん?なんか聞こえたな。まあ、いいか」 いや、よくないだろ。 「今、何時だ?」 時計は、8時半を指していた。 「まだ、時間あるな」 龍牙は、風呂に入り、朝ご飯を食べた。 時間は、9時を指していた。 「マスターに、挨拶して行くか」 龍牙は、部屋を出て清志の部屋に向かった。 歩くこと、数分。 コンコン 「マスター、入るぞ」 龍牙が、部屋に入と。 「お~、龍牙どうした」 「どうした、じゃあない。なんだ、その書類の山は!?」 清志は、紙に埋まれていた。 「いや~、仕事がいつのまにかこんなに溜まっちゃって」 「ハア~、俺は、もう行くから。挨拶しにきただけだ」 「そうか、楽しんでこいよ!!」 「ああ、『転移』」 龍牙は、少し微笑んで部屋から消えた。 「何か、大事なことを忘れるような?まあ、いいか」 それでいいのか、清志よ。 シュン 「学園まで歩くか」 龍牙は、学園に向かい歩き出した。 数分後。 「(視線が痛い、俺なんかしたのか?)」 龍牙は、顔がいいためすれ違う人は、振り返えらないわけがない。しかし、鈍感なため、本人は、気づいていない。 歩いていると。 「離してください」 一人の少女が、三人の不良にからまれていた。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

56人が本棚に入れています
本棚に追加