56人が本棚に入れています
本棚に追加
ジリリリリリリ
「ん~、うるさい」
龍牙は、目覚まし時計を窓から外に投げた。
ヒュ~
ガシャン
「グハッ」
目覚まし時計が外のギルドメンバーに直撃した。
「ん?なんか聞こえたな。まあ、いいか」
いや、よくないだろ。
「今、何時だ?」
時計は、8時半を指していた。
「まだ、時間あるな」
龍牙は、風呂に入り、朝ご飯を食べた。
時間は、9時を指していた。
「マスターに、挨拶して行くか」
龍牙は、部屋を出て清志の部屋に向かった。
歩くこと、数分。
コンコン
「マスター、入るぞ」
龍牙が、部屋に入と。
「お~、龍牙どうした」
「どうした、じゃあない。なんだ、その書類の山は!?」
清志は、紙に埋まれていた。
「いや~、仕事がいつのまにかこんなに溜まっちゃって」
「ハア~、俺は、もう行くから。挨拶しにきただけだ」
「そうか、楽しんでこいよ!!」
「ああ、『転移』」
龍牙は、少し微笑んで部屋から消えた。
「何か、大事なことを忘れるような?まあ、いいか」
それでいいのか、清志よ。
シュン
「学園まで歩くか」
龍牙は、学園に向かい歩き出した。
数分後。
「(視線が痛い、俺なんかしたのか?)」
龍牙は、顔がいいためすれ違う人は、振り返えらないわけがない。しかし、鈍感なため、本人は、気づいていない。
歩いていると。
「離してください」
一人の少女が、三人の不良にからまれていた。
最初のコメントを投稿しよう!