学園へGO!!

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「いいじゃん」 「俺達と遊ぼうよ」 「絶対に楽しいって」 不良三人は、握った少女の手を離そうとはしなかった。 「いやです。離してください」 少女は、必死で握られていた手を振り払ようとしたが。 バチ~ン 振り払った手が握っていった不良の頬に当たった。 「イッて~、調子にのるなよ、このヤロー!!」 不良は、少女に殴りかかった。 「キャァァァァァァァ」 少女は、とっさにめをつぶった。 「(あれ、痛みがこない。どうして?)」 「お前ら、女の子に手挙げるとは、クズだな。いや、クズ以下だ」 「えっ!!」 少女が目を開けると、一人の青年が不良の手を片手で止めていた。そう、龍牙である。 「なんだ、テメーは!?」 もう一方の不良が殴りかかってきたが。 しかし、龍牙は。 掴んでいた。手を離して、殴りかかって来た。不良の顔面に蹴りをくらわした。 「グハッ!!」 蹴られた不良は、壁に激突して、気絶した。 「おい、そこの二人。お前らもこうなりたくなかったら。そいつを連れて失せろ」 龍牙は、気絶していた不良を指刺して、殺気たてながら言った。 不良は、気絶した仲間をひきづりながら逃げて行った。 「ハア~、ああゆう奴らは、どこにでもいるな」 「あの~、助けてくださってありがとうございます」 「いや、いいよ別に。それより怪我はないか?」 「はい」 「よかった」 龍牙は、少し微笑んだ。 「(ふわぁ~、すごいカッコイイです~///)」 少女は、龍牙に一目惚れした。 「顔が赤いが、大丈夫か?」 「だっ大丈夫でしゅ///!!」 少女は、かみながら言った。 「そうか、じゃあな(風邪でも引いてるのか?)」 龍牙は、学園に向かい走り出した。(龍牙は、鈍感なため少女が惚れたことに気づいていない) 「あっ、いちゃった。それにしても、カッコイイよかったな~名前、聞いとけばよかったな。また、会えるといいな~///」 少女は、頬を赤くしながら龍牙が、走っていた方向に歩き出した。
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