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姉②「この家には舞踏会に行かない、暇な人がいるのよ☆」
まさか、とシンデレラは思いました。
姉②「そうよ!お父さまがいるじゃない!」
父「やぁ、呼んだかい?」
なんとも絶妙なタイミングで現れた父親。
何故今まで話に出てこなかったのかは、気にしないでください←
事情を話すと父は
父「う~ん、変わりに家事を引き受けてあげたいところだが、明日は私も仕事があるんだ…;;」
「ということで、やはり私は家に残りま…」
継母「あなた!!可愛いシンデレラのためよ!?」
姉①「シンデレラがどうしても舞踏会に行きたいと言っているの…。何処かに行きたいなどと言ったことがないシンデレラが…!!」
「私はそんなこと言ってませ…」
父「ごめんよ、シンデレラ!!明日は舞踏会に行っておいで」
「え、でも、仕事があるんじゃ…?」
父「明日は休むことにするよ…!」
何故か言った覚えのない、可笑しな会話が聞こえた気がしますが、気にしないでおくことにしました。
話を訂正しようとするなど不可能だと、シンデレラは知っていたのです。
「じゃあ、家のことよろしくお願いします…」
父「ああ、家のことは任せて楽しんできなさい!」
結局シンデレラは、舞踏会に参加することになりました。
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