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ー次の日ー
継母「みんな準備は出来た?」
姉②「ええ、出来ていますわ」
しかしシンデレラの姿がみえません。
姉①「あら?シンデレラは…!!」
「?」
そこには普段の私服を着た、シンデレラがいました。
継母「シンデレラ!早くドレスに着替えた方がいいわ。そろそろ時間よ」
「ドレス…ですか。あのビラビラした?」
姉①「もしかして…ドレスを持っていないの!?」
「はい。必要なかったし、欲しいとも思わなかったんで。」
姉②「それじゃあ私のピンクのドレスを貸しましょうか?」
姉①「いいえ!ピンクより青いドレスの方が、シンデレラに似合うわよ。」
継母「なに言ってるの!やっぱり黄色いドレスに決まってるじゃない」
(どれでもいいんだけどなぁ…このまま行かなくてもいいかな)
??「待ちなされ」
そこには1人の男の人が立っていた。
「貴方…どちらさまですか?人の家に勝手に入るのは不法侵入ですよ?」
??「そんなことを申さずに。君にはやはり白無垢が似合うだろう。」
「はい?」
その男の人は持っていたステッキをクルクルと回しました。すると…
「!?」
いつの間にかシンデレラは白いドレスを着ていたのです。
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