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継母「やっぱり素敵なお城ね」
姉①「ダンスの相手をしてくれる方はいないかしら?」
姉②「あっちもみてみましょう」
「うわぁ…すごい…」
城の中はとても広く、天井も高い。シャンデリアなんかも飾られています。
シンデレラにとって、初めての光景でした。
「あれ…お母さま…?」
気が付くと、継母たちは隣にいませんでした。
少し離れたところをみてみると、3人はダンスに誘われていました。
男「「「ご一緒に踊りませんか?」」」
継母たち「「「はい!」」」
シンデレラは1人になってしまいました。
(どっち道ダンスなんて踊れないし、みてよう…)
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「王子、今日は貴方のために開いた舞踏会なんですよ?わかっていますか!?」
「そんなこと一々言われなくても、わかってるよ…。」
王子のやる気のない態度に彼はムッとした。
「だったらこんなところでボーッとしてないで、女性をダンスに誘ってきてくださいよ!!こんなんじゃ、婚姻相手が見つからないままパーティー終わっちゃいますよ!?」
「はいはい…」
(何かと五月蝿いよなぁ…こいつ)
実はこの舞踏会、王子の婚姻相手を決めるためのものでした。
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