・゚。+第二章+。゚・

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そっと手を差しだすと神崎先輩はそっとその手を握りニッコリ笑った 『よろしくね♪月陰 彰君♪』 「……」コクン なんで俺が喋らないのかは聞かないでくれ。 そのうち……な 今言えるのは俺は俺が気に入った奴としか会話しないということだけだ 神崎先輩もいい人そうだがまだ話すことはできなさそうだ… 『えっと…月陰君の部屋は……………1206!?』 「…………?」 書類を見ていた神崎先輩はビックリしたように目を見開いた その様子に俺が軽く首を傾げると神崎先輩は慌てたように首を振った 『月陰君、いいかい?よく聞くんだ』 「……?」コクン 真剣な表情をする神崎先輩を不思議に思いながらも頷く 『生徒会の人達には近づいちゃダメだよ?…12階は生徒会専用フロアなんだ…』 「………!?」 生徒会専用フロア!?澪のやつ………! でもなんで近づいちゃダメなんだ?? 神崎先輩を見上げると言いたいことを理解してくれたみたいで説明してくれた .
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