・゚。+第二章+。゚・

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神崎先輩と別れた俺は自室ヘと向かっていた 廊下は全員参加の遠足のおかげで誰ひとりいないから楽でいい しばらく歩くとエレベーターがあって、俺はそれに乗り込んだ 「12…階……」 無駄に豪華なエレベーターの中にはずらりと1~12階までのボタンが並んでいた その中の12階のボタンを迷わずプッシュするとエレベーターがいきなり『カードヲ挿入シテクダサイ』とか言って壁の一部がスライドされて開いたかと思ったらそこには挿入口と思われる細い穴があった ……金かけてんなー とりあえず俺は銀色のカードをそこに挿入してみた ……すると『パーパララッパッパッパー♪』とか言う間抜けな音がなってエレベーターが動き出した 「なんな…んだ」 面倒臭いエレベーターにうんざりしつつもぼーっとしているとエレベーターが止まりドアが開いた 俺はエレベーターを降りるとそそくさと自室へと歩いていった .
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