・゚。+第三章+。゚・

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目を閉じてその温かさを感じていると牧野の手が止まった 「………?」 目を開けると心配そうにこっちを見る牧野がいた 「ちょっとはマシになったか?」 俺の手をギュッと握ってそう聞いてくる 「…………」コクン 素直に温かかった、と言えればいいのだけれどそれができない俺は小さく頷いた 牧野は嬉しそうに顔を綻ばせて、よかった…と呟いた なんだか無償に牧野に抱き着きたい気分なんだが… いいよな。← 『ギュ』 「…!?///」 牧野の背中に腕を回して抱き着いてみた …普段の俺ならまずこんなことはしないんだが、なんだかこいつが気に入ってしまったようだ あ、もちろん恋愛対象としてじゃないぞ .
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