静流

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「祐樹、おい高島祐樹。おまえ寝てるのか? それとも気分が悪いのか?」 数学の教師の後者の言葉に、俺は首を縦に振った。 「祐樹、おまえ風邪ひいてるんじゃねぇの?保健室いってこいよ。なんなら連れてってやろうか?」 「…いーよ、オマエそのまんま授業サボる気だろ?」 というと、隣で佐野が図星だという顔した。
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