プロローグ

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6時限目の授業を終え、各々が掃除区域に向かう 残念ながら今月は常に教師の目が光る、教室掃除のため俺は四階の物理室から、三階のC組に向かう 「あ」 とぼとぼ歩いていると、この月島学園のアイドル"五十嵐 水蓮"(いがらし すいれん)が渡り廊下の突き当たりを男子の視線を引きながら歩いていた 悲しきかな男の性、俺も彼女を目で追ってしまう 飴細工見たいに光る銀髪は腰まで伸び、さらさらとゆれる髪から光の粒子が零れ、アニメのキャラクターみたいな大きな瞳は紅眼に輝いている さらに、スタイルは抜群で出るところは出てて、引っ込むところは引っ込んでいる、ボンキュッボンて感じ 鼻血でそ… 不意に彼女の横目と会う 「なに見てんのよ」 視界を覆う巨漢が俺の視界の華を摘み取る 「残念ながら、君じゃないゴルバチョフ君」 バキッ ゴルバチョフ君は999%ばりのスマッシュを叩き出し俺を10m程飛ばす
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