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「えっ!?あ、はい!心臓(ハート)が!
ってあれ?」
「よかったら、これどうぞ」
真っ白なフリルのついたハンカチを貸してくれる
「あっ、りがと。」
「…うん!
櫻君…大丈夫?」
「えっ!?」
「あっ!?」
「俺の名前っ」
「えっ!??あっ、嫌っ、違っ!!」
耳まで真っ赤になった彼女、五十嵐 水連は高速で走り去る
「初めて、さっちゃんじゃなかったぁ!!」
じゃなかった。
何故に俺の名を!?
「はぁあああああ」
「ぬをっ」
パターン青!使徒接近中!
「やばい!!」
とっさに立ち上がり教室に逃げ込もうとするが、余ったベルトを掴まれる
「ケーブルがっ!?」
「死ねぇ!!」
「あっ!!香織ちゃん発見!!」
「りっくぅぅ!!」
あ、ブルドックがチワワになった。……がやはりブルドックだなゴルバチョフ君
「香織ちゃん!
一緒に軽音部つくろ!」
「えっ!?でもリクうちの学校はもう部室に空きがないから無理だよ~」
「…ぅ、ひどいぉ~。
リクアタシと約束したじゃん!!
一緒に武道館行こって!」
「…リクぅ!」
ゴルバチョフ君が陸に抱きつく
「アタシが馬鹿だったよ!うん、行こ!!ブドウ缶!!」
ブドウ缶!?←まぁ何にせよ、飼い主のおかげで使徒回避
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