プロローグ

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「馬鹿だな園嬢、男は女を追いかけてるときが一番輝くんだ! そしてその手を掴まえた時に男は彼氏へと昇華する!」 「その手を捕まれんなよ、その時お前は囚人に昇華するから」 フンっと顔を逸らす暁 「あのなぁ暁、あの事をまだ引っ張ってんのか? あれは事故だろ、もう自分を許してやれよ」 ふと、暁に影が差す 「わかっているさ園嬢、でもな…」 「…暁、時間がきっとお前を癒や」 「俺には、一人の女性だけを愛するなんて出来ない!! なぜなら、俺の愛は∞(インフィニティ)だから」「そうか頑張れよう」 「流すな!園嬢!!」 俺は暁に背を向け用具ロッカーを開ける 「おまえには、俺の愛の定義を聞かせる義務が…」 「あ、おい陸!! ちりとりでサッカーするな」 「だってボールっぽいものが無いんだもん~」 お前にはそれが少なからず、ボールっぽく見えるのか? 「…そして園嬢!!おれはこの世界に対し愛革命を…」 「香織ちゃん小ぼうきとってぇ」 「はい陸!!」 ゴルバチョフ君が小ぼうき持つとシャーペンに見える 「なに園嬢!? 殺すよ」 いきなり殺人予告された 「…そして俺はこう言ってやるんだ!!」
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