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安いレディコミックの一場面みたいな、ありきたりな台詞。
だけど私は旦那に抱かれながら、脳内であの彼にそうされるのを望む。
―百合…今日…すごいね?
―ンンッ…何…が…?
私が頭の中では他の男に虐められてるとも知らず、旦那は腰を振った。
(ゴメンね…。)
愛してない訳じゃないの。
でも真面目なあなたからしたら、これも十分な裏切りなのかな?
私が果てるのは、旦那じゃなく名前も知らない彼の胸の中のイメージだ。
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