妄想に依存する女

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同じような毎日をやり過ごし、パート中に違和感を覚える。 (最近…全然きてない。) 最後に彼が食事しにきてから、3週間はたっているような気がした。 (どうしたんだろ。もう飽きたのかな…。) もしかしたら、もっとおいしくて安いお店を見付けたのかもしれない。 それならそれでいい。 窓の外には真夏の太陽がアスファルトを照り付け、ジリジリと音が聞こえてきそうだった。 私の彼に対する想いもそれほど熱いものだったら、もっと淋しかったのかな?
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