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ある日の事
幸せは突然崩れ始めました
王女様が6歳の時に
お妃様が
原因不明の病に倒れ
その年の冬に亡くなりました
国中・町中の人々は悲しみ
大切なパズルのピースが
無くなったような虚無感
王女様も悲しさと寂しさで
泣き暮れる毎日
王女様が7歳の誕生日会の
パーティの時隣を見ると
当たり前のようにいた
母親であるお妃様の姿はもうない…
悲しいけれど
いつまでも泣いていては
いけないと精一杯の
元気と笑顔
そんな王女様の繊細な心を
後日
大好きで
誰よりも愛してくれていたはずの王様が
傷つけてしまいます
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