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数日後
王様の元へ
一人の女性が会いに来ました
腰まで伸びた長い黒髪
釣り上がった目には
力みながる
蒼い新海のような瞳
青白い肌は太陽を嫌い
何年も光を浴びていないような感じ
口元は血の色のような鮮血色の赤
頭から被る麻布は
お城に来た時は目と口以外は隠していた
黒を主体とした長いドレスは
女性の妖しさをより一層
際立たせる
その女性は有名な占い師だと王様に告げ
元気のない王様の傍に
おいて欲しいと頼みました
初めは丁寧に断っていた王様も
最後は根負けをして
女性を離れの塔に
住まわせる事にしました
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