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「あき...」
私は暁が無理してるのがわかった。
話しかけたとき、
ピンポンパンポーン
《2年G組渡田暁さん。2年G組渡田暁さん。至急職員室にきてください。》
放送がなった。
‡AKIRA・said‡
「しつれーしまーす」
「おまっ」
「あ...」
「知り合い?」
「え...まぁ」
「そうか、それなら...」
目の前にいたのは、担任の山野と羽崎だった。
羽崎は少しのあいだウチのクラスの一員になるらしい。
# # #
教室では、羽崎は囲まれていた。
「羽崎ちょっといい?」
私は呼び出した。
「...何?用って?」
私は屋上につれだした。
「優にはいったよ。アンタのこと。ねぇ。優を苦しめないで。支えてあげて。」
私は羽崎を睨みつけた。
「支える?」
「うん。あのこ...何もかも隠してる。だから、壊れないように支えてあげて。...羽崎は優のこと好きなんでしょ?」
「な!!」
「...お願いだから」
私は羽崎なんかに願いなんてしたくなかった。
でも...あのこ...優の笑顔がみたいから...
「俺で...いいのかな?」
「うん。...お前じゃなきゃいけない。」
私は羽崎に言った。
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