一輪

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「わっ!!済まん!!大丈夫か?」 ドアを開けた奴が優を支えた。 「...羽崎...」 「!!渡田ぢゃん。こいつお前の達?」 羽崎 和月-ハザキ カゲツ- 私が嫌いな奴だった。 「そうだけど?」 「へ~柔道やるの?」 「え?あ...見学してから決めるんです。」 「そう。ツーカ敬語やめて?まぢで。」 「あ💦ごめん...ナサイ...」 優はあせった。 「羽崎。あんまり優をいぢめないでよね。」 「はぁ?いぢめてねーし。」 ‡YOU・said‡ 二人は変な顔をした。 「...クッ...二人とも変な顔!!」 「ゆ~う~」 「...ハッ...お前...渡田と似て不思議な奴だな。」 「え?」 「いや、なんでもねぇ。お前名前何?俺は羽崎和月」 「えっと...平月優...」 「優か...よろしくな。俺のことは和月ってよんでな。」 和月は笑った。 だけどその笑顔は、何処か悲しそうで... 私を引き付けた。 # # # 「和月!!」 私は柔道が終わると和月のところに行った。 「和月!!私ね柔道やることにしたんだ!!」 「まぢ?よろしくな。」 私が入った理由は 弟がやるっていったから。 ちがう。 和月に近付きたかったから ・
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