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「やほ!!和月!!」
「優」
和月は振り返った。
私は風邪をひいてしばらく休んでいた。
和月と会えない日はつらかった。
学校に行っても、和月とは学校が違うし、風邪をひいてるから運動できない。
「久しぶり...だね」
「おう」
「優!!風邪治ったの?」
「うん!おかげさまで」
暁はいつも学校で側にいてくれた。
柔道がある日だって終わると電話していろいろのことをはなしてくれた。
暁は私が和月が好きだってしってるから...
「優!!優に言ってないことがあるんだ!!あのね~羽崎ったら柔道ある日かならず『平月は?』って聞いてきたんだよ!!」
「バッ!!!...っ...」
和月は赤くなった。
それを私は可愛いと思って笑ってしまった。
「優...」
暁はそっと私に言った。
「頑張ってね。」
「ちょっ!!暁!?」
「先に行く!!遅れんなよ!!」
暁は私達に言って道場の方へいってしまった。
「〰っ」
「優...」
「何?」
「少し散歩してから行こうぜ😁」
和月は笑って言った。
「うん!!!」
嬉しかった。
でも...和月はバカだ。
こんなに好きなのに気付いてくれない...
「!!か...和月!?」
和月は私の手をとって歩き始めた。
その時和月は意地悪な顔をして笑った。
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