夜空
2/2
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/
18ページ
「ねぇ」 少し風がある夜。 晴れとも曇りとも取れない空を見上げながら、彼女は呟いた。 「風が雲をさらって行くのかね。それとも風が雲を運んで来るのかね」 絶えず動き続ける雲の切れ端を見つめ、公園のベンチで足をぶらぶらさせている。 両方じゃないの? そう俺が言おうと口を開きかけた時、 「あ、流れ星」 俺が空に目を向けた時には、その小さな星は何処かへ消えていた。
/
18ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
1
スターで応援
0
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!