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夢、あなたと二人
私、好きなブランドはエルメスなの
見た目は小学生、頭脳は天才料理人の少女エミリーは毎日月に向かって祈っていた
「まっていて…ジン…あなたが何周地球を回ろうと、私は必ず貴方の元へ…」
エミリーは目を閉じ、かすれた声で祈りを捧げた
それは悲哀も混じった絶望の祈りだった
だがエミリーは諦めない
本心は絶望であろうと祈る内容は希望の光
いつの日か地球を回る人工衛星のジンにつぶやきシローのつぶやきを披露するために…。
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