小野大輔聖誕祭

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ゆーきゃんからの言葉はすごく嬉しかった 「…中村くんから?」 「あ、そうです」 「……そっか」 なんで?? どうしてそんな顔するんですか? 「小野くん……嬉しそうだね」 「え…?」 「中村くんにお祝いしてもらえて」 「そりゃ…嬉しいですよ」 「俺が言っても?」 「あたりまえじゃないですかっ!!」 どうしてですか? 俺は神谷さんにどう接すればいいんですか どうやって貴方に触れたら 貴方は笑ってくれますか 「だったら……はい」 顔を伏せながら、そう言うと神谷さんは小さな袋を手渡してきた 「……?」 「ぷ、プレゼントだよっ!!誕生日だから」 「……!?ぼ、僕にですか?!」 「そうだよっ!!他に誰がいるんだよ」 「ありがとうございますっ!!!……開けてもいいですか?」 「か、勝手にしなよ」 その言葉を聞き、俺は神谷さんからのプレゼントを開けた 中には小さな猫のストラップが入っていた 「猫……ですか??」 「見ればわかるでしょ」 「俺…猫苦手なのに……」 「だからだよっ」 「……嫌がらせですか」 「違うよっ!!その……小野くんが少しでも猫を好きになればいいなとか思ったから……」 ……どういうことでしょうか? 「俺の家にきても、困らないように……さ」 「……俺がですか??」 「そうだよっ!!俺……小野くんが嫌がるの見てるの嫌いだから」 「あの……神谷さん」 「なんだよっ」 「そ、それって告白ですか??」 「っ/////」 「えっ??まじですか!?」 「……そっ、そうだよ」 「………えぇ~!!!!!!」 突然すぎて驚くことしか出来なかった だってずっと思い続けていて、だけど怖いから近づけなくて このままでいたいとか思ったばっかりなのに 俺……こんなに幸せでいいんですか?? 「……うん……好きだよ、小野くんのこと」 「……ありがとうございます」 「そんなに改まらないでよっ!!」 「は、はい……あの……」 「…なに?」 「手、繋いでもいいですか」 「…うん////」 暖かい気持ちになれた誕生日なんて始めてだった きっと大切な人が一緒にいてくれるから 大好きな人といれるから うん。きっとそうだ HAPPY BIRTHDAY…俺
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