act.Ⅶ 君について考えている

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 君は、運命を信じるだろうか?  僕は君と巡り逢ったことで  運命という目に見えない流れを  信じることができる。  君から始まった運命の流れは  僕を優しく包み込み  激流となって僕を翻弄した。  君との  穏やかな時間があったからこそ  僕は君のためだけに  あの場所にいた。  そして  あの場所に居たからこそ  僕に両親の過去と向き合う  きっかけがうまれ  苦悩し、全てを理解して  母を許し、その呪縛から  解放されることができた。  僕が君にこんなにも  惹かれてしまった理由は  正直わからない。  けれど此処まで来てしまったら  もう理由なんて  必要ないと思うんだ。  君はどう思う?藤子    
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