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「なんだ貴様。本当に人間か?」
その女性はゴミでも見るような冷たい目で俺を見た。
「に、人間だよ。それよりあんたこそなにもんだよ。大体魔界って・・・俺は森の中を歩いてただけだぞ」
「なるほどな。多分お前が歩いてた森は魔界に通じてたのだろう」
「そんな」
「それから我を気安く呼ぶな」
「な、なんで?」
「我は邪神サタンだぞ。貴様の様な魔力も無い子供にお前呼ばわりされたくないからな」
「う、嘘だ」
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