仕事

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高梨深夜。 SSKオーナーにして、バーテンダー。 そして……。 「また男と出ていくのかよ……」 タケルの呆れた声。 「すみません」 そう。 この人はゲイだった。 仕事中なのに平然と店を抜ける。 「リサ。あの人、あれからいつもどうしてるんだ?」 「あら、気になるの?今度聞いてみればいいじゃない」 リサは楽しそうに笑う。 「リーダーはいいわよねぇ。私も性転換しなければあんな風になってたかしら?」 「高梨さんとリサの違いが俺には全然わからないんだが?」
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