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「……」
男は怪訝そうな顔でこちらを──特にリサを──見ると、店を出ていった。
どうやら、潜入捜査課というのは、快く思われていないらしい。
まぁ、違法だし。
「どうもあの男は苦手なのよね」
「いつもあの人が仕事を持ってくるのか?」
「いつもって訳じゃないわよ。仕事内容によって担当が違うから」
なるほど。
「堂島君、タケル」
高梨に呼ばれた。
俺はカウンターに近づく。
「タケル、3の2」
「あの服を着るの?」
「仕方ないでしょう?堂島君は6の4」
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