綿菓子:花火:初恋

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「詳しいことは、ハナシに聞いて」 笑顔で彼はそう言うと、そのまますっと去っていった。 ハナシ----葉梨、ちゃん? そうか--------。 ここでようやく全てが飲み込めた。 葉梨ちゃんは、私の友達であり----そして、彼の従姉妹。 おそらく、彼が私を誘ってきたのは葉梨ちゃんの引き金だろう。 そう思うや否や、私は隣のクラスの彼女のもとまで駆け出した。
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