。゚常磐゚。

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「……それでも構わない。 拒否出来ないのがわかっていて、我ながら情けないとは思うが……」 まるで童のように困り果てながら喋る清盛。 それは本当に平氏の棟梁なのか疑ってしまうほどだった。 食い入るように見ていると、清盛は気まずそうに何度も咳払いをした。 「……義朝が見初める前から私はそなたの事が気になっていた」
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