あなたに決めた…

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私は、「先に帰って‼」と言って、母の返事を待たずに、その校舎に向かった。  その校舎は、思っていたより遠く、着くまでには、息が切れて、汗だくになっていた。 ザワザワと校舎の周りにある木は揺れる。さっきまでの暑さが消え、鳥肌がたった。静まった校舎。 キー……… ドア🚪が開いた。
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