あなたに決めた…

固まった私の手その子は、引っ張った。
分からない、分からないけど…足が、勝手に動く。行きたくないのに……

私は、校舎の中へ入った瞬間ドア🚪が勢いよく閉まった。
私は、その子の手を振りほどいて、ドア🚪へ向かいたかった……。だが、振りほどけない……。
「ダメだよ……私達と一緒になって、遊ぶんだから………。」
私を見たその子の顔は…。この子は、生きてこの世にいない……。私達と一緒になって……と言うことは…逃げなければ……頭で分かっているのに、足が動かない………。