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文字が霞んでく､
嗚呼､俺､泣いてんだ…
ウルキオラが居ないと
こんなにも
俺は
弱い
｢こんな手紙いらねぇよ…｣
｢ウルキオラァ…お前がいないと…｣
｢俺は…！！｣
つい手紙を持つ手に力が入り､
ぐしゃっという音を立てた
目に飛び込む続きの文字､
…裏に何か書いてある？
俺の分まで生きてくれ
俺が感じられなかった分
色んな事に感じて
生きてくれ
お前は１人じゃない
愛してる
愛してる…グリムジョー
切なさが
悲しさが
溢れてきた｡
｢生きてくれ…ってなんだよ｣
｢お前がいないこんな世界なんて！｣
思わず苛々して壁を叩いた
その時廊下を走る音がした
｢おいグリムジョー！どうした？！｣
すると死神は
ギョッとした顔に変わった
糞…俺泣いてるんだった
とっさに腕で隠す
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