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私はメイコ
昔の王のしもべだった女剣士
王が戦死して、戦争が無くなったけど、私にはつまらない
今の王は周りの国に媚びを売るだけ…
反発することを知らない
ああ、また争いが起こればなぁ…
「メイコ」
「アラン…」
「また、昔の王のことを考えてたね」
「ええ…」
「確かに君にとっては昔の王がいいかもしれない
でも、人を殺めることに何の意味がある?
君が傷つくだけだ
そんな君を見ているのは、僕には耐えられない」
そうだ、私にはこの人がいる…
アラン…
戦場で動けなかった私を助けた魔法使い…
この人のために戦いを捨てたはずだった
今更戦いを考えるのは間違っている
今はアランと生きていたい
「それじゃ、おやすみ、メイコ」
「おやすみ、アラン」
この元女剣士は使える…
早速準備をしなくては…
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