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近くに美少女が居る!
俺は周りに視線を配る。
そして視線の端に、坂を上ってくる少女の姿を発見した。
俺は即座に走り出し、ジャンプ&スライディング土下座を敢行。
少女の前で言い放った。
「結婚してください!」
少女の息を飲む声が聞こえる。
「え……? え……?」
大変戸惑っているご様子だ。
俺は起き上がって、少女の顔を見た。
――うわっ、すごい美少女!
そのあまりの端正な顔立ちに、俺はまず驚いた。
まるで日本人形のような美しさだ……!
それに――
肩くらいまでの髪や、小柄な体をビクビクと震わせているその様子にハムスターを連想させられてますます胸がドキドキする。
俺が彼女に見入っていると、彼女はチラと俺を見た。
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