58人が本棚に入れています
本棚に追加
「先攻は私が貰おう。私のターンドロー。私は《切り込み隊長/☆3/地/戦士/ATK1200/DEF400》を攻撃表示で召喚。」
試験官のフィールドに現れたのは二本の形が異なる剣をもった顔以外に鎧に身をまとった戦士。
「切り込み隊長の効果発動。手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚する。私は《コマンド・ナイト/☆4/炎/戦士/ATK1200/DEF1900》を攻撃表示で特殊召喚。」
試験官のフィールドには赤い鎧に黒いマントを羽織った戦士が出現した。
「コマンド・ナイトの効果発動。自分フィールドの戦士族モンスターの攻撃力を400ポイントアップする。」
切り込み隊長ATK1200→1600
コマンド・ナイトATK1200→1600
「ターンエンドだ」
試験官
手札四枚
伏せカードなし
切り込み隊長 攻撃表示
コマンド・ナイト 攻撃表示
「2体モンスターを場に出すとは……さすが試験官!でも伏せカードないみたいだな」
龍斗は笑顔で試験官のフィールドを見て言った。
「ごちゃごちゃうるさい試験番号669番。君のターンださっさとカードをドローしなさい。」
そんな龍斗を気にせず試験官はそう言った
「ちぇ~!冷た~。しかもオレには真田龍斗って名前があるわ!ちゃんと名前で呼んでくださいよ」
「はいはい分かりました真田龍斗君。さっさとカードをドローしてください」
まるで流すように淡々と試験官は言った。それを見て龍斗はふてくされた顔する。
「オレのターン!ドロォ」
龍斗はめんどくさそうにカードを引いた。
最初のコメントを投稿しよう!