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ちっ!あのブラックマンネ!余計なことを…
カオリの機嫌は簡単には直らないし、面倒なんだぞっ!
コンコンっ!
「カオリ~?」
寝室のドアを開け、そっと覗き込む。
ベッドにうつぶせ、枕に顔を押しつけ泣いてるカオリ…
「カオリ…」
近づこうとドアを開けると、
「来ないでっ!ユチョンなんて嫌い!出てって!」
機嫌が悪いなんて話じゃない…悲しませてるのは、俺。
「ゴメンね?」
ベッドに腰掛け、泣いてるカオリの髪を撫でる。優しく、愛しさをこめて…
「もういい…今は放っておいて…今はユチョンの顔見たくない。」
「出てって…今日は帰って…」
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