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「俺…帰らないよ?」
「好きにすれば…」
カオリは泣きやんでるけど、俺を見ようとはしない。
重い沈黙が続く。
「カオリ?」
「………」
カオリはまた俺を見ようとせずドアに向かって歩き出した。
「ドコいくの?」
「………」
カオリは返事もしない。
いい加減、俺もイラついてきた。
「ドコいくんだよっ!」
つい大声になる。
「………」
それでも返事をしないカオリ。
「はぁ~、いい加減にしろよっ!」
「…ユチョンみたいにあたしも浮気してくるっ!」
「はぁ!?」
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